ROYAL SCANDALの世界と物語について考えてみる

 

お世話になっております、オタクです。

突然ですが、私はロイヤルスキャンダル(以下ロイスキャ)が大好きです。今回どうしても自分の中でロイスキャの物語や時系列をしっかりと咀嚼がしたくて文章にしました。今回は楽曲一つ一つの考察ではなく、ロイスキャの世界観にフォーカスしていきたいと思います!

 

目次

ロイヤルスキャンダルとは?

luz、奏音69、RAHWIAの3人によるクリエイターユニット。(中略)童話をモチーフにした世界観を軸に、音楽と映像によるシリーズ作品を展開している。

PROFILE | Royal Scandal Official Websiteより

ロイスキャの世界を読み解く際に重要になるのが「仮面の表と裏」「ロイヤルカード」であると私は考えている。

ロイスキャに登場するキャラクターは皆「仮面の表と裏」を持っており、仮面の裏が判明している子もいれば、未だ謎の子もいる。つまり、「見えるものだけが全てではない」ということ。この仮面の裏が見えた瞬間に物語が一気に繋がり、今まで見てきた景色が一変する様が非常に鮮やかであるところが私は大好きなのだ。

 

登場人物

[MAIN CAST]

・ルイス(Lewis) 「Barマスカレイド」のバーテンダー

チェルシー(Chelsea) 「Barマスカレイド」の赤い歌姫

ロゼッタ(Rosetta) 「Barマスカレイド」の白い歌姫

・スヴェン(Sven) 「Barマスカレイド」の技術士

・エルマ(Aylmer) 「Barマスカレイド」のスタッフ見習い

リリアン(Lilian) 「Barマスカレイド」の初代歌姫

・アルベール(Albert) 西の国「アモル」の皇子

・オリヴィア(Olivia) 「Barマスカレイド」常連の貴族令嬢

・アラム(Alam) 南の国「ポデル」の商人

[SUB CAST]

・ケヴィン(Kevin) 「Barマスカレイド」のマスター

レベッカ(Rebacca) 「Barマスカレイド」のデザイナー

[VILLAINS]

・マット(Matt) 黒い帽子屋

・ハーヴィ(Harvey) 三月の兎

・キャスリン(Catherine) 不気味な猫

・ロレーナ(Lorena) 女王陛下

CHARACTER | Royal Scandal Official Websiteより

 

仮面の表と裏

今現在仮面の裏が判明している子はロゼッタ、スヴェン、オリヴィア、アラムの4人。

彼・彼女たちが持つ仮面の表と裏についてはまた別に各楽曲ごとに注目して書きたいと思う。

 

物語

第0章 チェリーハント(童話 ロイヤルスキャンダル)

第1章 クイーンオブハート(童話 不思議の国のアリス

第2章 REVOLVER(童話 オペラ座の怪人

第3章 ビーストインザビューティ(童話 美女と野獣

第4章 光(童話 マッチ売りの少女)

第5章 ビタースウィート(童話 シンデレラ)

第6章 ファントムペイン(童話 オペラ座の怪人

第7章 チェルシー(童話 不思議の国のアリス

第8章 ロイヤルフラッシュ(童話 ロイヤルスキャンダル)

第9章 マジックリングナイト(童話 アラジンと魔法のランプ)

第10章 チェシャーゲーム(童話 不思議の国のアリス

第11章 BULLET(童話 ピノッキオの冒険)

(あくまでもMV公開順であり、時系列ではないことに注意)

 

「童話 ロイヤルスキャンダル」とロイヤルカード

ここで注目したいのは「童話 ロイヤルスキャンダル」。おそらくこの童話がロイスキャオリジナルのものであり、あらすじは以下のようになっている。

むかしむかし。『とある国』の王さまは、
ふしぎな病気で苦しんでいました。
4つ子の皇子たちは、
いっしょうけんめい看病しました。
その優しさに感動した王さまは魔女と契約をして、
自分の持っているすべてを4つの宝具に変えて、
皇子たちの誕生日に一つずつ『祝い』を
分け与えました。
権力、愛、幸福、富。
優しい彼らならきっと協力しあって、
国を受け継いでくれると信じていたのです。
ところが、王さまがこの世を去ったとたん、
皇子たちは宝具を奪い合う争いを始めました。
またたく間に国はバラバラになり、人々は苦しみました。
そんなある日、魔女が現れて言いました。
「忘れものだよ。王さまのすべてが欲しいというのなら、
彼と同じ苦しみもくれてやろう……」
―魔女が与えたのは『呪い』でした。
『呪い』を受けた皇子たちはたちまち不運にみまわれ、
さいごは王さまと同じ病気で死んでしまいました。
こうして人々に平和が戻りましたとさ。めでたしめでたし。

―その4つの宝具とは、その名も『ロイヤルカード』。

♠︎権力を得る代わりに愛を失う…スペードのリング。
♥愛を得る代わりに幸福を失う…ハートのネックレス。
♣︎幸福を得る代わりに富を失う…クラブのブローチ。
♦︎富を得る代わりに権力を失う…ダイヤのピアス。

 

『ロイヤルカード』を身に着けた者は、
王の『祝い』と『呪い』を受けると言われている
一つだけ装着しても、やがて不運は訪れる。
完全になるためには、
4つすべてを手に入れなければならない。

……本当にそうだろうか?

STORY | Royal Scandal Official Website

(楽曲では「ワンスアポンアタイム」(アルバムQ&A収録曲)が該当)

ここに登場する「4つの宝具(=ロイヤルカード)」が重要なアイテムであり、物語の鍵を握っている。

 

♠スペードのリング 権力を得る代わりにを失う

♥ハートのネックレス を得る代わりに幸福失う

♣クラブのブローチ 幸福を得る代わりにを失う

♦ダイヤのピアス を得る代わりに権力を失う

 

ではこのロイヤルカードは今どこにあるのか?

おそらく、東西南北4つの国に散っており、ヴィランズがこれらを狙っている

そして東西南北4つの国には「童話 ロイヤルスキャンダル」に登場する4人の皇子の名前があてられおり、それにちなんだロイヤルカードが存在していると考える。

ポデル(Poder) =権力/南 スペードのリング

アモル(Amor) =愛/西 ハートのネックレス

フェリス(Feliz) =幸福 クラブのブローチ

リケサ(Riqueza) =富 ダイヤのピアス

(現時点で東と北は判明していない)

※実際に「マジックリングナイト」では南の国の商人であるアラムがスペードのリングを(マットとハーヴィに騙されて)手にするも力に飲み込まれてしまい、後にハーヴィが回収している。

また、物語に一番影響を与えているのはハートのネックレスだと考えられる。ハートのネックレスは第二作である「クイーンオブハート」から登場しており、これを手にすることによって物語がループしている節がある。(こちらもまた別で書ければ…)

これらの物語をベースにロイヤルスキャンダルという世界は成り立っているのではないかと思う。

 

いや~~~おもしろ~~~奥深~~~~!!!!!!!

ざっくりベースになっている設定はこんな感じだと思います。今後、各楽曲に焦点を当てたものも書いてみたいな~と思っています。ロイスキャ本当に素敵だ…

終わり方がよくわからないのでここらへんで終わっておきます

 

                               to be continued...